こへびカフェ
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2009出展作品
十日町市越後妻有交流館キナーレ内に、カフェ及び団欒スペースと情報ステーション機能を持った「こへびカフェ」を建築しました。
施工までを完全にセルフビルドで行ったプロジェクトです。
パイン材で構成された様々な大きさの立方体フレームが平面的、断面的に組み重なることにより、小さな木からつくられていく
大きな森のような空間を創出しています。
この森のような空間の下で、人々が喫茶を楽しみながら、集まり、憩えるスペースづくりを行いました。
木のフレームは情報BOXの役割も果たし、越後妻有の紹介、芸術祭の情報、アーティストの紹介、ワークショップなどの情報を発信し、
また展示スペースとしても機能します。コンテンツが時の経過により変化していくのに合せて、こへびカフェ全体の姿も日々変容していきます。
所在地
新潟県十日町市(会期後撤去済み)
用途
カフェ、団欒スペース、情報ステーション
構造・規模
木造軸組工法
平屋
建築面積
140.80㎡
延床面積
7.29㎡
施工
武蔵野大学 水谷俊博研究室
竣工
2009年7月
撮影
淺川敏
メディア掲載
「建築と社会」2009年11月号
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